アトピー症状の緩和・改善対策 ~原因と乳酸菌での改善方法~

アトピーとは

日本人の約2人に1人は何かしらのアレルギー症状があるといわれています。アレルギー症状のひとつにアトピー性皮膚炎があります。

アトピー性皮膚炎は、かゆみを伴う湿疹です。乳幼児期に発症することが多く、成長とともに治る傾向があるため、子どもの病気というイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし、その症状が大人になるまで続くことや大人になって初めて発症するということもあります。

アトピーの原因

アトピー性皮膚炎の原因ははっきりと分かっていません。しかし、体質的には遺伝によるアレルギー体質であることや皮膚の乾燥バリアー機能の低下が要因としてあるといわれています。体質的な要因があるところへ、いろいろな刺激やアレルギー反応が加わることでアトピー性皮膚炎は起きると考えられています。

人によって考えられる原因は異なり、またその日の体調や精神的な状態によって現われる症状が違うこともあります。いくつもの要因が影響して起きる病気といえます。

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アトピーと免疫の関係~アレルギーは免疫機能の異常反応~

アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状には、免疫機能が深く関わっています。
私たちの皮膚や粘膜には「バリアー機能」といって、外部からむやみに体内へ物質が侵入しないようにする機能が備わっています。しかし、この機能が弱るなどうまく働かないと、体内にウイルスやアレルギーの原因となるホコリや花粉など様々なものが入ってきます。

すると、免疫細胞が反応します。ヒトの免疫細胞にはNK細胞やB細胞、キラーT細胞といった細胞があり、ウイルスなどの異物が侵入してきた際にそれぞれが役割を持って外部からの敵を攻撃して排除します。これがいわゆる「免疫」です。この時、一度退治した敵と同じ敵が侵入してきた場合に、すぐに攻撃できるように「IgE抗体」というものが作られます。
「IgE抗体」は本来、体を守るためのものですが、この抗体が過剰に作られるとアレルギー反応が現われる要因となってしまいます。

また、免疫細胞には「Th1細胞」と「Th2細胞」というものがあり、これらのバランスが崩れてもアレルギー反応が起きる要因になります。「Th1細胞」はアレルギーを抑制する働きがありますが、「Th2細胞」にはアレルギーを促す働きがあります。そのため、この2つのバランスが「Th2細胞」寄りになるとアレルギーが起こるのです。

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アトピー症状の緩和に乳酸菌が効果的に作用

近年、アレルギー症状がある人の増加に伴い、様々な研究が行われています。その中で、乳酸菌がアトピー性皮膚炎の症状緩和に効果的であることが分かってきました。

すでにご説明したように、アトピー性皮膚炎などのアレルギーの発症には免疫バランスの崩れが関係していますが、乳酸菌を摂ると崩れてしまった免疫バランスが整えられ、アトピー性皮膚炎の症状の改善に役立つのです。

アトピー性皮膚炎の患者の特徴として、腸壁のバリアー機能が弱くなっています。そのため、そこからアレルギーのもととなる物質が侵入しやすくなってしまっています。乳酸菌の働きによって腸内環境が整えられ、腸壁が修復されることで、アレルゲンが侵入するのを抑えます。

さらに、「Th1細胞」と「Th2細胞」のバランスを整えたり、「IgE抗体」の働きを抑制したりする働きもあるので、アレルギーが発症するのを抑制する効果も期待できるのです。

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乳酸菌とアトピーの研究 ~研究論文から見えてくる乳酸菌の効果~

乳酸菌とアトピー性皮膚炎の研究について調べてみました。どのような結果が出ているのか見ていきましょう。

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アトピー症状の改善に乳酸菌を取り入れよう!

アトピーの治療方法は、薬以外にも食事や民間療法などいろいろな情報があるため、何を信用していいのか混乱してしまうこともあるかもしれません。

様々な選択肢がある中でアトピー性皮膚炎に対する各治療の効果には、「効いた」「効かなかった」と両方の意見があることが多いようです。乳酸菌の効果に対してもそうかもしれませんが、気になる方は試してみてもいいかもしれませんね。

乳酸菌はヨーグルトをはじめとする食品からも摂れますし、継続しやすい方法なら乳酸菌サプリメントを利用するのもいいでしょう。多くの研究が行われているので、研究結果を参考にして乳酸菌の種類を選んでみてはいかがでしょうか。

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