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【乳酸菌の種類】数はどれくらい?特徴・効果の違いや選び方は?

乳酸菌の腸内環境を整えるパワーは、健康や美容に様々な効果をもたらすと注目されています。

「乳酸菌を摂ったほうがいい」と言うのは簡単ですが、乳酸菌の種類によって、その特徴や働きに違いがあります。数百はあると言われる乳酸菌の種類ですので、「効果や効能にどんな違いがあるの?」と疑問に思ったり、どれを摂ったらいいのか選ぶだけでも一苦労ですよね。

そこで、代表的な乳酸菌11種類についてまとめて一覧にしたので、乳酸菌選びの参考にしてみてください。

乳酸菌は何種類あるの?

乳酸菌はオランダのレーウェンフックが乳酸菌を最初に発見したと言われています。本格的に乳酸菌の研究をしたのがフランスのパスツールです。

乳酸菌とは糖類を分解して乳酸を作り出す細菌のことで、発酵食品に多く含まれることや腸内環境を整える働きがあることで知られています。その種類は200種類以上あると言われ、形は、球状をした乳酸球菌と棒状をした乳酸桿菌の2種類があります。

乳酸菌の種類別特徴は名前で分かる~菌属・菌種・菌株の組み合わせ~

乳酸菌の名前のつけ方には決まりがあり「菌属」「菌種」「菌株」の組み合わせによって、正式名称が決められています。

乳酸菌はその形状で分けると、乳酸球菌と乳酸桿菌に分けることができるとお伝えしましたが、球菌と桿菌それぞれに属する菌属の一部を下記にご紹介します。つまり、名前を見れば、その乳酸菌が球菌なのか桿菌なのかなどの特徴が分かるのです。

【乳酸球菌に属する菌属】

ストレプトコッカス、エンテロコッカス、ラクトコッカス、ペディオコッカス、テトラゲノコッカス、ロイコノストックなど

【乳酸桿菌に属する菌属】

ラクトバチルス、カルノバクテリウムなど

例として、「EC-12」という乳酸菌で説明します。
EC-12は、花粉症の発症要因を抑制する働きが認められる試験結果などがある乳酸菌で、正式名称は「エンテロコッカス・フェカリス・EC-12株」と言います。

「エンテロコッカス」が菌属で、「フェカリス」が菌種、「EC-12株」が菌株ということになります。エンテロッカス属は乳酸球菌に属するので、EC-12は球状の菌であることが分かります。

どのように乳酸菌の名前がつけられているのか、決まりごとを知っていれば名前からその乳酸菌が持つ特徴を推測することもできます。

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動物性と植物性の違い

乳酸菌はすんでいる場所の違いで動物性か植物性かに分けることができます。
しかし、この分け方は便宜上の分類方法で、先程ご説明した「菌属・菌種・菌株」による正式な分類とは異なると考えて下さい。

動物性乳酸菌は牛などの乳に含まれる乳糖をエサにし、主に乳製品に含まれている乳酸菌のことを指して言われます。ヨーグルトやチーズといった食品から摂ることができます。

一方、植物性乳酸菌はブドウ糖や果糖などをエサにし、野菜や豆、米などの植物素材を発酵させる乳酸菌のことを指して言われます。漬物や味噌、醤油などに含まれています。

乳酸菌の種類一覧~特徴・効果・効能に違いはある?~

それでは、代表的な乳酸菌の種類についてご紹介します。乳酸菌の種類によってその働きなどに違いはあるのか見ていきましょう。

【乳酸菌シロタ株】

「予防医学」に着目したヤクルトの創始者が、胃液や胆汁などの消化液にも負けずに生きて腸に届き、悪い菌を退治する乳酸菌を発見し、それをさらに強化した乳酸菌です。正式名称は、ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株と言い、ビフィズス菌を増やし有害物質ができるのを抑えます。「L.カゼイ・シロタ株」や「ヤクルト菌」などと言われることもあります。

【ラブレ菌】

京都の三大漬け物のひとつ「すぐき」から発見された植物性の乳酸菌です。ラブレ菌はインフルエンザにかかる可能性を低減できるという研究結果もあり、免疫力を高める効果で注目されています。

【ブルガリア菌】

細長い棒状の形をしている乳酸菌です。乳酸菌の中には、腸内にすみつくことができる種類もありますが、ブルガリア菌は腸内にすみつくことができません。ブルガリア菌は、昔からヨーグルトづくりに使われていた乳酸菌です。

【LG21乳酸菌】

ガセリ菌のひとつで正式名称はラクトバチルスガッセリーOLL2716株と言います。明治によって発見されたお腹に優しい、ヒト由来の乳酸菌です。LG21乳酸菌は、胃炎や胃潰瘍、胃がんなどを引き起こす原因となるピロリ菌を減少させるという試験結果があります。

【クレモリス菌FC株】

球状をした乳酸菌の中で、唯一生きて大腸まで届くことが明らかになった乳酸菌です。この菌が発酵してつくられるヨーグルトが「カスピ海ヨーグルト」と呼ばれています。

【R-1乳酸菌】

明治が特許を取得している乳酸菌です。ブルガリア菌の一種で、正式名称はラクトバチルス・ブルガリクスOLL1073R-1と言います。赤いパッケージに大きく「R-1」と書いてある商品をスーパーなどで見たことはありませんか?「強さひきだす乳酸菌」としてヨーグルトと飲むヨーグルトが販売されています。インフルエンザ予防や風邪にかかりにくくなる実験結果が出ており、テレビでインフルエンザ対策として紹介され人気となりました。

【L-92乳酸菌】

正式には「ラクトバチルス・アシドフィルスL-92株」と言って、カルピス独自のヒト由来の乳酸菌です。研究の結果から、花粉症やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の改善効果が確認されています。このような改善効果が見られた理由は、L-92乳酸菌に免疫細胞のバランスを整える働きがあるからです。

【LB81乳酸菌】

知らない人はいないのでは?と思うほど有名なヨーグルト「明治ブルガリアヨーグルト」に使われています。ブルガリア菌とサーモフィラス菌を組み合わせている乳酸菌です。明治からLB81乳酸菌を使用したヨーグルトや飲むヨーグルトが販売されていて、明治ブルガリアヨーグルトLB81 プレーンなどは「腸内細菌のバランスを整える」「おなかの調子を良好に保つ」などの効果を得ることができると科学的に証明され、特定保健用食品にもなっています。

【乳酸菌L-137】

ハウスは乳酸菌L-137を加熱すると、熱を力にして免疫力を高める力が強い「乳酸菌HK L-137」という新しい乳酸菌になることを発見しました。乳酸菌HK L-137は、研究結果からインフルエンザや風邪の予防効果、アレルギーの抑制効果などが認められ期待が高まっています。

【フェカリス菌】

ヒトの体内にもいる乳酸菌で、とても小さいのが特徴です。代表的なフェカリス菌の菌株には、EC-12株、FK-23株などがあります。腸内環境を整えたり、コレステロール値を下げたり、免疫力アップ、アレルギー緩和などの効果があると言われています。通常、乳酸菌は生きて腸まで届くかどうかに注目されることが多いですが、フェカリス菌は死んでしまった状態の死菌でも効果を発揮すると言われ、あえて加熱してから使用されていたりします。

【ガセリ菌SP株】

雪印メグミルクのヨーグルト「ナチュレ恵」などに使われています。ラクトバチルス・ガセリ菌という種類で、ヒトの腸にも多い乳酸菌です。雪印はガセリ菌SP株を使用したヨーグルトや飲むヨーグルトを販売していて、「ナチュレ恵」は腸内環境の改善に役立つとして特定保健用食品にも認定されています。

種類選びには相性も大切

乳酸菌は、自分との相性や目的に合ったものを選ぶことが大切だと言われています。人によって腸内細菌の種類は違い、どの乳酸菌が合っているのかは試してみないと分からない部分もあります。ひとつの種類を試して、効果を感じられなかったからと諦めてしまうのは早いかもしれません。

乳酸菌の種類はたくさんありますから、いくつか試してみたり、複数の種類の乳酸菌が入っているサプリなどもあるので、そういったものを活用するのもいいですね。

★乳酸菌の種類で選ぶ乳酸菌サプリメントはコレ!

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