腸まで生きて届くのは「植物性乳酸菌」

乳酸菌というとヨーグルトなどの乳製品に入っているものと思われるかもしれませんが、日本人が昔から口にしてきた食品にも乳酸菌は入っています。

それが植物性乳酸菌です。

植物性乳酸菌とは

植物に由来する乳酸菌を植物性乳酸菌といいます。代表的なものは、漬物、味噌、醤油、甘酒が挙げられます。植物性乳酸菌は、日本人に馴染みのある食品に入っていて、相性のいい乳酸菌と言えるでしょう。

また、世界でも韓国のキムチや、ドイツのザワークラウト、中国のザーサイなど様々な食品から植物性乳酸菌は摂られています。

このように、昔から世界中で摂られてきた植物性乳酸菌ですが、近年、食品業界や医療業界からも注目されています。

植物性乳酸菌が注目される理由

その理由は、たくましさにあります。植物性乳酸菌には(1)他の微生物と共存できる(2)高濃度の食塩の中でも生きられる(3)熱や酸にも強いという特徴があります。そのため、過酷な環境でも生き抜く力があり、胃酸や胆汁で分解されることなく生きたままで腸まで届くのです。

しかし、動物性乳酸菌は他の細菌とは共存せず栄養源が豊富にある整った環境でないと生きていけません。胃酸に弱いため、そのほとんどが腸に届くまでに分解されてしまいます。

【特徴まとめ】

植物性乳酸菌

  • 種類は約200種類
  • 高濃度の食塩環境でも生息できる
  • 熱や酸に強く、胃酸や胆汁で分解されることなく生きたまま腸まで届く

動物性乳酸菌

  • 種類は約20種類
  • 食塩に弱く生息できない
  • 熱や酸に弱い

植物性乳酸菌のその強さと腸まで生きて届くことができる力が注目されているのです。動物性乳酸菌は腸に届くまでに分解されてしまいますが、植物性乳酸菌のエサとなり活発化させる働きがあります。

生きた乳酸菌を腸までしっかり届けたい場合は、植物性乳酸菌かどうかを確認して乳酸菌を選ぶといいでしょう。そして、何よりも継続することが大事です。

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